トロッコ問題スタイル診断
20問・約2分。どちらも選びたくない場面で、あなたが何を基準にしているか
トロッコ問題のような「どちらも選びたくない」場面で、自分が何を基準にしているかを5つの軸で見る20問。当サイトのオリジナル設問で、学術尺度ではありません。
この診断でわかること
学術的に検証された性格尺度ではなく、倫理学の思考実験をもとに当サイトが作成した設問です。正解を当てるものではなく、判断が何を手がかりにしているかを5つの軸で言葉にします。
あなたの回答から5つの軸のスコアを算出し、 もっとも高い2つの組み合わせから20タイプのいずれかを判定します。
測定する5つの軸
- 計算Utility
助かる人数や被害の大きさといった「結果の総量」を、どれだけ判断の基準にするかです。
高い 数で決める
どちらを選べば被害が小さいかを先に計算します。感情に流されず大きな損失を止められる強みがある一方、数に還元できないものを見落としやすくなります。
低い 数で決めない
人数の多い少ないを判断の中心に置きません。一人ひとりを数として扱わない姿勢がある一方、全体としては大きな被害を許容してしまうことがあります。
- 原則Principle
「どんな目的があってもこれはしない」という線を、どれだけ固く持っているかです。
高い 曲げない
目的が正しくても手段は選ぶ、という立場を取ります。信頼される代わりに、線を守った結果として悪い事態を止められないことがあります。
低い 場合による
そのときの最善を優先し、原則の側を動かします。柔軟に動ける一方、どこまでなら曲げるのかが自分でも見えにくくなります。
- 情Bond
相手が自分にとって近い人かどうかで、判断がどれだけ変わるかです。
高い 身内優先
家族や親しい人が関わると判断が変わることを、当然だと考えます。守るべきものがはっきりしている一方、外から見ると不公平に映ることがあります。
低い 誰でも同じ
相手が誰であっても同じ基準を当てようとします。公平さが強みになる一方、近い人から冷たいと受け取られることがあります。
- 不介入Omission
自分が手を下すことと、何もしないでいることを、どれだけ別のものとして扱うかです。
高い 手を出さない
起きてしまうことと、自分が引き起こすことを分けて考えます。手を汚さない判断ができる一方、動かなかったことの重さは引き受けにくくなります。
低い 手を出す
何もしなかったことも自分の選択として数えます。責任の取り方が一貫している一方、抱える重さは大きくなります。
- 直感Disgust
理屈が通っていても「気持ち悪い」と感じたとき、その感覚をどれだけ判断材料にするかです。
高い 直感を信じる
説明できなくても、嫌だと感じたことを判断に入れます。言語化される前の危険に気づける一方、理由を説明できず伝わらないことがあります。
低い 筋を通す
不快感は判断から切り離し、筋が通っているかで決めます。一貫した説明ができる一方、多くの人が抱く違和感を軽く見てしまうことがあります。
判定されるタイプ一覧
20タイプあります。名前をえらぶと、そのタイプの説明が読めます。
- 線を引いてから数える人越えない一線を決めたうえで、その中で最善を計算する
- 大切な人のために計算する人守りたい相手が決まっていて、そのうえで最善を探す
- 引き受けて数える人自分が動かないことも、被害として数える
- 理屈で押し切る人気持ち悪さより、筋が通っているかを取る
- 例外を計算する原則家線は守る。ただし、守った結果も見ている
- 身内にも同じ線を引く人近い相手でも、越えない線は同じ
- 引かない線を持つ人自分から手を下すことは、しない
- 筋と違和感が一致する人おかしいと感じたことは、たいてい筋も通らない
- 守る人のために計算する人守りたい相手のために、最善の手を探す
- 守るための線を引く人大切な人のために、絶対に譲らないことがある
- 手を汚してでも守る人近い人のためなら、動くことをためらわない
- 情と直感で決める人理屈より、誰がどう感じるかを見ている
- 手を出さずに数える人自分では動かないが、結果は見ている
- 関わらないという原則巻き込まれないことを、態度として決めている
- 近い人のためだけに動く人ふだんは動かない。身内のときだけ別
- 触れたくないものに触れない人嫌だと感じたことには、そもそも近づかない
- 違和感から入って筋を通す人まず引っかかり、それから理由を探す
- 嫌悪を原則に変える人許せないと感じたことを、線として固定する
- 身内の感覚を信じる人近い人が嫌がることは、自分も嫌だ
- 気持ち悪さで手が止まる人嫌だと感じた時点で、それ以上進まない
この診断の位置づけ
これは学術尺度ではありません。
設問も、5つの軸も、上位2つの組み合わせでタイプを決める枠組みも、すべて当サイトが作成したものです。妥当性の検証は一切していません。参考にしたのは道徳心理学の古典的な議論(作為と不作為の違い、二重過程理論、功利的判断の二次元モデル)で、それらの研究が当サイトの設問を裏づけているわけではありません。結果は考えるきっかけとして使ってください。
参考にした研究:軸の立て方は、Foot (1967) と Thomson (1985) が定式化したトロッコ問題、Greene ら (2001) の二重過程理論、Kahane ら (2018) の功利的判断の二次元モデルを参考にしています。設問そのものは当サイトが書き下ろしたもので、これらの研究に由来する項目ではありません。設問は CC BY 4.0 で公開しており、出典を示せば自由に使えます。
参考文献
- Foot, P. (1967). The Problem of Abortion and the Doctrine of the Double Effect. Oxford Review, 5, 5-15.
- Thomson, J. J. (1985). The Trolley Problem. The Yale Law Journal, 94(6), 1395-1415. https://openyls.law.yale.edu/server/api/core/bitstreams/2549174b-4728-45bf-bf64-01384116e48c/content
- Greene, J. D., Sommerville, R. B., Nystrom, L. E., Darley, J. M., & Cohen, J. D. (2001). An fMRI Investigation of Emotional Engagement in Moral Judgment. Science, 293(5537), 2105-2108.
- Kahane, G., Everett, J. A. C., Earp, B. D., Caviola, L., Faber, N. S., Crockett, M. J., & Savulescu, J. (2018). Beyond Sacrificial Harm: A Two-Dimensional Model of Utilitarian Psychology. Psychological Review, 125(2), 131-164.
よくある質問
この診断は無料ですか?
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どの設問にどう答えたかという個別の回答は、あなたのブラウザ内でのみ処理され、サーバーには送信されません。 ただし「全体の何%のタイプか」を算出するため、結果のタイプ、各軸のスコア、どの診断か、記録した時刻(1時間単位)のみを匿名で記録しています。 氏名・メールアドレス・Cookie・IPアドレス・端末識別子など、あなたを特定できる情報は一切保存しません。
MBTIとは違うのですか?
別のものです。MBTIはThe Myers-Briggs Companyの登録商標であり、当サイトはMBTIを提供していません。この診断は当サイトが作成した独自の設問で、MBTIとは無関係です。